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【夜市 夜報】七夕はなぜ「タナバタ」と読むのか

『夜市 夜報(よいちやほう)』では夜市編集部が気になる話題や作品について紹介します。
今回は、夏の風物詩「七夕」について考えてみました。知っているようで知らない「七夕」とその楽しみ方を紹介します。
人気の「お揃いアクセサリー」も沢山紹介していますので、チェックしてみてくださいね。

Text: 夜市編集部

【夜市 夜報】七夕はなぜ「タナバタ」と読むのか

「七夕」はなぜ「タナバタ」と読むのか

 7月7日の少し前くらいになると、どこからともなく笹が出てきて、折り紙を切った短冊に願い事を書いて飾る...。

 「七夕」は私たちの暮らしに浸透したイベントで、「タナバタ」という読み方に疑問を持つことはあまりないかもしれません。でも、よく考えると少し変ですよね。

 これは日本の「棚機津女(タナバタツメ)」という風習と中国から伝わった「七夕」伝説が合わさったせいではないかと言われています。

 「棚機津女」は乙女が織物を織り神にささげる儀式です。一方、「七夕伝説」の織姫は機織りの上手な働き物という設定なので、「機織り」がキーワードになって日本と中国の文化が合体したのかもしれません。

牽牛星(アルタイル)と織姫星(ベガ)の透明しおり
隣り合わせにすると天の川銀河が繋がります

 

ほとんどの願いを受け止めてくれる「七夕」

 ルーツからすると「織姫」の星、こと座のベガに手芸や技巧の向上を願うのがそもそもの「七夕」の作法と言えそうです。

 しかし、織姫と彦星のストーリーもあることから恋愛成就の願いもOK。さらに、「棚機津女」という風習は五穀豊穣の儀式ということなので、今では願い事ならなんでもありとなっています。

 暮らしの中に天の川や夏の星々をボンヤリと眺めるイベントがあることはとても豊かなことだと思います。
 その美しさ、壮大さを前にして、ついつい自分の夢を叶えてほしいと祈ることは人の本能なのかもしれませんね。

夜空を映し出したかのようなブルーが目を引く「願い星のピアスイヤリング」スクエアプレートが七夕の短冊のようにシャラシャラと揺れます

 

「七夕」をもっと楽しむ方法

 「宙フェス」では七夕をもっと楽しむ方法として「お揃いアクセサリー」を提案しています。
 星や宇宙モチーフの「お揃いアクセサリー」を身に着けながら、パートナーや友達と壮大な宇宙、小さな暮らしに思いをはせるような遊び方はどうでしょうか。

彦星のアルタイルと織姫のベガを天然石でイメージした「星祭の輝きブレスレット」

 

9世紀の航海士が天気予報に使っていた ストームグラスをネックレスに。 ガラス管の中の結晶が 気温や天候で様々に変化します。デザイン違いでお揃いにしても可愛い

 

"crescent moon"チェーンブレスレットは三日月が向かい合う形でデザイン。シックなデザインで男性にも人気。パートナーとさりげなくお揃いに

 

  七夕祭りにお出かけするのもおススメです。
 7月7日に開催するものだけでなく、旧暦の7月7日にあたる8月の日に開催するものもあるので、チェックしてみて下さい。

✨日本各地の七夕まつり✨

 ✨伝統的七夕の日✨

  • 2023年 8月22日
  • 2024年 8月10日
  • 2025年 8月29日
  • 2026年 8月19日
  • 2027年 8月8日
  • 2028年 8月26日
  • 2029日 8月16日
  • 2030年 8月5日

おまけ「織姫と彦星の物語」

 織姫は天の川の西岸に住み、見事な布を織り上げる腕をもつ娘。父である天帝は天の川の対岸で暮らす働き者の彦星と結婚させるが、二人は仕事を怠り恋に夢中になってしまう。
 怒った天帝は二人を引き離し、天の川を渡れなくした。織姫は彦星と会えずに機織りも手につかなくなる。不憫に思った天帝は年に一度7月7日にだけ会わせることを約束し、織姫と彦星は天の川を渡り会える日を楽しみに暮らしたのでした

はくちょう座のデネブ、こと座のベガ、わし座のアルタイル3つの一等星からなる夏の大三角を描いたカード。ホログラムPP加工でキラキラ輝きます

 

 

【参考資料】

国立天文台HP よくある質問 質問3-9)七夕について教えて
https://www.nao.ac.jp/faq/a0309.html

国立天文台HP よくある質問 質問3-10)伝統的七夕について教えて
https://www.nao.ac.jp/faq/a0310.html

たなばたと盆祭りと(折口信夫)
https://www.aozora.gr.jp/cards/000933/files/13216_14467.html

(宙フェス夜市編集部)

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